【サッカー】香川真司所属のドルトムントが強い理由

今シーズン(2015-16シーズン)のドルトムントが強い。昨シーズン、一時は最下位に沈んだチームとは思えない。今シーズンのBVBはなぜ強いのか?

スポンサーリンク

クロップからトゥヘル新監督へ

ユルゲン・クロップの退任

今シーズンのドルトムント、何が一番変わったかと言ったら「監督が変わった」こと。

昨今のドルトムントの快進撃は彼なしには語れません。7シーズンに渡り監督を務め、ブンデスリーガで2冠・ポカール(カップ戦)で1冠を獲得したユルゲン・クロップが退任。

選手やサポーターのモチベーションを上げる激しいアクションと、「ゲーゲンプレッシング」と呼ばれるカウンタープレスの戦術をとったクロップ。

2010-11・2011-12シーズンではブンデスリーガを連覇して、2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグのファイナリスト(準優勝)になるなどの躍進がありました。

しかし、昨シーズンは打って変わって、リーグ戦前半は最下位に沈み、リーグ戦後半に目覚ましい追い上げを見せましたがリーグ7位でシーズン終了。

責任を取るような形でクロップは惜しまれつつも退任しました。

トーマス・トゥヘル新監督のサッカー

新しくドルトムントの監督に就任したのは、マインツで監督を務めていたトゥヘル(ちなみに、クロップもマインツの元監督)

昨シーズンは、引いた相手をなかなか崩せなかった。そこで、クロップが用いた「ゲーゲンプレッシング」を踏襲しながらも、引いた相手を崩すためにポゼッションサッカーも展開。

マインツ時代(日本代表の岡崎も所属していた時)からも分かりますが、柔軟な考え方をしていて非常に期待できる。もっとも、昨シーズンは何が足りなかったかを学んでいるドルトムント経営陣の的確な補強に拍手ですね。

今シーズン(2015-16シーズン)のドルトムントが強い理由

選手個人の活躍が目立つ

昨シーズン前半との違いを挙げだしたらきりがない。

チームのキャプテンでもある、DFマッツ・フメルスの安定(昨シーズン前半には信じられないミスを連発)

ワントップにはFWピエール=エメリク・オーバメヤンを固定。オバメヤンは得点王争いをレバンドフスキとしています(結局、昨シーズン獲得したインモービレ、ラモスは全く活躍しなかった)

DFマティアス・ギンター(21歳)や、今シーズン獲得したMFユリアン・ヴァイグルなどの若手もレギュラー出場を続けている。

怪我人に関しても、続出した昨シーズン前半に比べると、かなりマシです。

今年は主力選手が引き抜かれなかったドルトムント

監督が変わったことや、昨シーズンと比べると選手個人が活躍していることを挙げてきました。しかし、変わったことよりも、「変わらなかったこと」のほうがドルトムントにとっては大きい。

毎年恒例の行事となってしまっていた、ビッククラブへのドルトムント主力選手の引き抜き

とくに、ライバルチームであるバイエルン・ミュンヘンの引き抜きはキツすぎましたね(ちなみに、昨シーズン前半にリーグ最下位に沈んだ最大の理由は、レバンドフスキの抜けた穴を埋められなかったからでしょう)

  • ヌリ・シャヒン(2011年レアル・マドリードへ)
  • 香川真司(2012年マンUへ)
  • マリオ・ゲッツェ(2013年バイエルンへ)
  • レバンドフスキ(2014年バイエルンへ)

移籍の噂が絶えなかったロイス、オバメヤンやギュンドアンやフンメルスも全員残留。もしかして、香川やシャヒン(出戻り組)のビッククラブへの移籍失敗?が選手に残留を決意させたのかも…

以下に、2015年夏の移籍情報についてまとめました。主力選手の引き抜きはなく、移籍選手2人がレギュラー出場を続けていることからも、今シーズンのドルトムントが強い理由が窺えます。

IN

  • ロマン・ビュルキ(ヴァイデンフェラーから正GKの座を奪取)
  • パク・チュホ(元マインツ)
  • ゴンサロ・カストロ(元レバークーゼン)
  • ヨナス・ホフマン(元マインツ)
  • ユリアン・ヴァイグル(アンカーポジションでレギュラー獲得)
  • アドナン・ヤヌザイ(元マンU)

OUT

  • ミチェル・ランゲラク(シュツットガルトへ)
  • セバスティアン・ケール(引退)
  • ケヴィン・カンプル(レバークーゼンへ)
  • ヤクブ・ブワシチコフスキ(フィオレンティーナへ)
  • ケヴィン・グロスクロイツ(ガラタサライへ)
  • チーロ・インモービレ(セビージャへ)

2015-16シーズンのドルトムントと香川真司

2015-16シーズンの香川真司

日本人として気になるのは香川がレギュラーで活躍するのかです。マンチェスター・ユナイテッドからドルトムントへ復帰した昨シーズンの成績は5得点、6アシスト(リーグ戦)

以前のドルトムントで残した輝かしい成績と比べると、物足りなさは否めません。

しかし、今シーズンの香川は好調。スタメンで使われており、リーグ戦2得点3アシスト・EL3得点1アシスト(15年9月26日現在)

ボールキープやパス(とくにロングパス)がかなりいい。明らかに、プレミアリーグでプレイしていたことが影響していますね。たしか、ラストパスを送った本数がブンデスで最多だったことからも、得点を決める選手から、ラストパスを出す選手に変化しています。

リーグ戦2桁ゴールいくかいかないかくらいでしょう(メンタル面さえ克服できれば、間違いなく2桁ゴール&2桁アシストは可能でしょう)

ちなみに、香川の背番号はユナイテッドから復帰後につけていた背番号「7」から、セレッソ大阪・ドルトムントでも着けなれた「23」に変更しています。

2015-16シーズンのドルトムント

昨シーズンからメンバーがほとんど変わっていないので、選手同士の連携も深化しています(フォーメーションも昨シーズンと同じ)

しかも、獲得した選手が活躍して、選手層も厚くなっている。

リーグ戦では、バイエルンと優勝争いができると予想(主力選手に怪我人が続出しないことが前提)

カップ戦・EL(UEFAヨーロッパリーグ)でも優勝争いできると予想。

いずれにせよ、ドルトムントの躍進後初の主力選手が引き抜かれなかったシーズンです。いずれかのタイトルを獲得するのは間違いなし。

リーグ戦については、ほとんど毎週BS1で放送されている(試合動画を無料で見れる)ので応援しましょう!

スポンサーリンク

シェアする

フォローする